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2011年06月28日

感染症対策の設置

かつては伝染病と言われていたのが、いつ間にか感染症という名前で知られるようになりました。

よく知られている感染症は、なじみのあるインフルエンザや私の息子も罹ったノロウィルス、かつては死の病と恐れられていた結核、そして現在でも恐れられている赤痢やコレラといったものが上げられるでしょう。2002年から2003年初頭にかけて猛威をふるったサーズ、鳥インフルエンザなど、最近見聞きする感染症もあります。人類と共に生きてきたといわれる感染症は、人類が生存し続ける限り存在するのでしょう。命を奪ってしまうような恐ろしい感染症に対し、感染情報、侵入防御、そして治療・研究などを進める感染症研究・対策センターを沖縄に設置すべきではないかということを今回の県議会の質問の中に取り上げています。

すでに沖縄県は健康危機管理センターとしてその構想を掲げ、国にも要望しておりますが、私ははっきりと感染症研究ということを明記し、設置を求める動きを見せるべきだと迫りたいと考えております。沖縄感染症研究・対策センター(仮称)は感染症に苦しむ地域や感染が広がる恐れのある地域に対して、有益な情報を提供していくでしょう。こうした情報やマンパワーを駆使して、世界の貧困や病気に対する積極的に関与し、世界の平和や安定に貢献していくというのが私の考えであります。

こうした貢献というものこそ、沖縄の未来にとって大事な要素です。なぜ沖縄に設置をすべきなのかと問われれば3点ほどあげられます。

一つに、熱帯地方、亜熱帯地方に生息する感染症の数が多く、これらの研究・対策を講じるのにふさわしいからです。二つ目は、マラリアやフィラリアを撲滅するなど、感染症対策に県民をあげて協力できる環境にあること。三つ目には2000年の沖縄サミットでは、HIV/エイズ、結核、マラリアにつき数値目標を掲げ、取り組みの強化を合意したことなどが上げられるでしょう。

沖縄が世界の交流拠点となることも、世界に貢献することも同じ意識があれば可能なことだと信じております。

どんな答弁が帰ってくるのかわかりませんが、今から楽しみにしています。



Posted by 上里ただし at 23:44│Comments(0)
 
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