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2011年06月26日

市町村ヒヤリング

昨日、本日と沖縄県内の市町村から予算要望のヒヤリングを実施しました。

多くの市町村長や担当者の皆さんには台風が直撃する中、あるいは土日という休日のなかで足を運んでいただき、改めて感謝しております。

政権が代わり、県連が陳情や要望事項を党本部を通して政府へ伝えるというスタイルにとって変わりました。県や市町村といった公的機関だけでなく、業界や団体の皆さんも県連に要望を伝えることから、陳情を行わなければならなくなりました。

これまでは陳情や要望を行う際は、地元国会議員事務所や派閥の親分のような有力政治家へ頼みこんでいました。頼まれた政治家は、その見返りに政治献金や選挙での支援を求めてきました。そうした要望に応え、実現することが政治家の基盤を固めることにもつながっていました。それが特定の官庁の政策分野とそれに関連する業界に精通する族議員を産みだすことになりました。

こうした傾向が、政治家と業界との癒着をつくり、税金の使徒を歪めてきたケースも多々ありました。こうした癒着が生み出した事件が起こるたびに政治不信や政治浄化が叫ばれてきましたが、陳情のサイクルがあれば特定の業界から長年支持を得ることができるのであって、そうしたことが政権党のうまみとなってそのサイクルが持続してきたわけであります。

ただし、陳情そのものが悪いわけではなく、陳情が生じる背景を分析し、政策課題として仕上げていくことが大事なのです。その陳情や要望の実現が特定の政治家に還元されるのではなく、政党や政党支部へ還元されるようになれば、地域での評価になってくるでしょう。

そうした意味から県連としても昨年のスタイルのように、各市町村を訪問し、丁寧に聞かなければならないのですが、今月中に各市町村や団体から要望事項を本部につなげるようにという指示が急きょありましたので、市町村長や担当職員をお招きしてヒヤリングを実施することになりました。

昨年の訪問時にもじっくり聞いた課題もあれば、初めて聞く課題や要望もありました。ヒヤリングは短時間でしたが、今回いただいた要望事項についてはしっかりと党や政府につなげていきたいと思います。







Posted by 上里ただし at 22:52│Comments(0)
 
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