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2011年01月05日

岡田幹事長来沖

今日の地元紙二紙の朝刊には、菅総理が遺骨収集について言及したことが触れられており、秋の臨時国会にて法案化するという記事が掲載されておりました。
遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」の具志堅さんの、「遅すぎたという気もするが政府が取り上げるというのが半歩前進という気がする」、という趣旨のコメントが紹介されておりました。
遺骨収集の法制度化によって、遺骨収集作業がより加速化されることを期待しています。

さて、昨日、本日、岡田幹事長来県に合わせた日程調整の詰めを行っています。
岡田幹事長の来沖をはじめ、現地での日程調整は担当の党本部職員が行っていますが、沖縄においては又吉健太郎県連選対委員長を中心に新垣幹事長や私もその調整に乗り出しております。
菅首相や前原外務大臣の沖縄訪問時には県民と直接交流する機会が少なく、そのことで地元紙を中心に批判を集めておりました。今回の訪問でも県民との交流が少なければ批判にさらされるのだろうと覚悟しております。

多くのご批判は「ごもっとも」と私自身もうなづくことが多いので素直に受け止めようと思います。
しかし、大臣を初めとする閣僚の皆さんの沖縄視察に私たちの意見が反映されているわけではありません。官僚の皆さんが描いた視察日程に合わせて動いているような気がします。だからなのか、新鮮さや面白さが感じられません。

折角沖縄にくるのですから、新しく動き出してはじめているものや、これまでの自民党政権時には一顧だにされなかったことなど、そうした動きに光を当てて大きく育てるというような姿勢が必要なのではないでしょうか。
それが、特別自由貿易地域や自由貿易地域、IT津梁パーク、そしてANA国際貨物ハブなど、かつての自民党政権が手がけたものの進捗を確認するような日程が本当に沖縄振興の中身を知ることができるのか、私には疑問です。
それならば、沖縄観光の新たな受け皿としてのエコツーリズムや地域に密着した観光などを体感していただくとか、それをテコいれしようとする若手のプロデューサーから制度的に何が必要なのか、とかそういう観点の視察を入れない限りは、ただただこなしているような日程になるでしょう。
例えば那覇市牧志の公設市場に行くようでしたら、この空間に常設の芝居小屋やステージを作るための訪問にするとか、市場の中で街づくりを手がける商店主やNPOからのヒヤリングなどの実施を行うのですが、実際はどうなるのでしょうか。

そうした閣僚の視察と違って、今回の視察には私たちの声をできるだけ反映させたいと考えております。また、その視察日程の一つ一つを幹事長が目を通しており、それに対してのご意見も出されております。そのおかげで少しずつ微調整が入り、調整に入る私たちを困らせたりしております。

ただ、岡田幹事長の、自分の判断は他の人に委ねずに自分で下していくという姿勢には、沖縄に対しての興味や関心が見えてきますので、これまでの閣僚の皆さんの姿勢と違って共感を覚えます。

来沖日程は来週9日、10日の二日間で、あとわずかです。
少し急ピッチに準備が進みますが、有意義な視察にしていきたいものです。



Posted by 上里ただし at 23:06│Comments(0)
 
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