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2010年12月11日

離党届

政権交代後、私たち沖縄県連にとって、試練の日々が続いています。
「最低でも県外」と言っていた普天間基地の移設は元の辺野古に戻るし、その方針変更によって参議院選挙の選挙区候補者と県知事選挙に候補を擁立できませんでした。
私たち民主党沖縄県連としては日米合意に署名もしていないし、県民の視点から見ると、辺野古地区への移設は不可能だろうと思っています。
しかし、候補を擁立できなかったことは、政府と党本部と同罪だと県民に見られているのも事実でしょう。
そういう県民の視線や自らの政治信条の筋の通し方に悩んでいる県連所属の議員は少なくないのです。
そんな中、山内末子県議は離党届を出されました。もちろん慰留に努めましたし、今でも党に戻ってきていただきたいと思っています。その意味でも県知事選挙が終わったら、私が思う展開になるのではないかと淡い期待を抱いていましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
私が議員になってからの6年間ずっと一緒に活動してきましたし、彼女の人柄や行動は、私の政治家だけでなく人生にとっても良い手本でありました。
ですから彼女の離党は残念ですし、それを食い止められなかった私の力の無さも痛感しています。
離党は受理されましたが、県議会内での会派はしばらく一緒になります。こちらもしばらくは、本人の意向を尊重したいと思います。
末子さんが議員を辞めたわけではないので、まだ一緒に活動することもあるでしょう。
彼女から、
「また一緒に活動したい」
と、言われるような県連にしていき、いつかまた戻ってこられる日を待ちたいです。



Posted by 上里ただし at 20:23│Comments(0)
 
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