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2010年11月07日

県民視点の観光地づくり

最近、沖縄の観光地としては有名ですが、私自身行ったことがない場所に家族で足を運んでいます。
沖縄の観光地調査という名目をたてて、わずかな家族とのひとときにあてています。

行った場所を何処とは言えませんが、休日なのに駐車場ががらんとしていたり、その駐車場に停まっている車がレンタカーばかりだったり、観光バスが何台も泊まっていたりと、あきらかにお客さんは観光客だというような雰囲気が漂っています。

初めて沖縄に来た観光客の皆さんから見れば、「沖縄的」な風景かもしれませんが、私たち県民から見るとすご私たちが普段過ごしている感覚からすると違和感があります。ですから沖縄県民が高い入場料を払ってこうという気にはならないように思えます。

ただ、沖縄へのリピーター観光客にとっても、もう一度訪れたいという施設となっているかは、観光客の視点に立ってもかなり疑問です。
沖縄観光はすでに平成9年度からリピーターがビギナーの比率を上回っていて、平成19年度からはリピーター率が7割を超えています。(観光要覧 平成20年度版 沖縄県より)
ですから沖縄へのリピーターが、沖縄に来るたびに何度も訪れたいといえるような観光地づくりを目指さなければならないというのは言うまでもありません。ただ、見た感じではそれが伝わってはきません。
リピーターにとっては初めて見た新鮮さが薄れていくのと、いかにも「沖縄的」という風景に見飽きるのかもしれません。
もう少し県民がすごす感覚に近づける努力が必要なのかもしれません。
そのためには、県民視点の観光地づくりが必要でしょう。県民が高いお金を払って行きたいという施設なのか、お土産ものだけでなく、施設内の飲食店は外で食べるのと料金が高いのか安いのか、また美味しさはどうなのか、地元の皆さんの意見がもう少しあってもよさそうです。
沖縄観光が青い海や青い空に代表されるような自然への魅力と同時に家族が楽しめる観光地も目玉となれるようになって欲しいです。




Posted by 上里ただし at 22:26│Comments(0)
 
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