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2010年04月23日

タイ米の確保

最近、タイが騒がしいです。
日本人ジャーナリストが亡くなるなど、死者も出ており混乱が続いています。
今日もタイ中心部で爆発があったようです。日系企業を含む経済的混乱に陥らないか心配です。
ただ、日本国民からするとタイ経済の混乱が直接大きな影響を受けないので、他人事かもしれませんが、沖縄県民にとっては深刻です。
何故ならば県民が愛飲する泡盛の原料はタイから輸入されるタイ米で、混乱が大きくなり流通機能がマヒすると輸入がストップしてしまうからです。
そうなると泡盛の製造は止まってしまうでしょう。600年の歴史を持つ泡盛製造は最初からタイ米が原料でしたからそれが入らなくなると泡盛そのものの製造を続けることは困難でしょう。
今はそういう状況がすぐに生まれるというわけではありませんが、そのリスクを考えると、タイ周辺国のミャンマーやラオスなどからの輸入を検討しなければならないでしょう。
この問題を多くの沖縄県民が深刻に捉えているわけではありませんが、国際的な社会の中で沖縄が生き残りをかけていくならば敏感に反応する部分はある程度の界層では必要でしょう。

タイ米をめぐる状況は、沖縄の文化が他の地域との協力や依存で成り立っていることの象徴のように見えます。その意味からも沖縄は、他の地域の安定に敏感になる必要があるでしょう。



Posted by 上里ただし at 22:00│Comments(0)
 
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