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2010年04月21日

抑止力

残念ながら鳩山総理は、防衛官僚や日米同盟至上主義者に取り込まれたかもしれません。
マニフェストで掲げた、「対等な日米関係」の実現はまだまだ時間がかかるでしょう。

そう感じたのは鳩山総理が党首討論において、「抑止力」とそれを発揮するためには南西諸島が地理的に重要な位置であるという趣旨の発言があったからです。
これら発言を見ると、自民党政権の考えと全く変わりません。
日本が巨大な基地を受け入れ、その受け入れには地域の絆や貴重な自然を破壊することにつながるわけですから、その抑止力の説明は必要です。
アメリカの戦略があることは理解しますが、それを日本政府が無批判に追随することは「対等」ではなく、これまで同様、従属関係でしかありません。

今日の党首討論で、移設先についてアメリカの理解が必要であることから、腹案を披露できないということですが、日本国内での移設受け入れを模索するならば、最低でも抑止力の説明はすべきで、その抑止力のための国民的合意が必要です。

是非とも総理自らがその説明をしていただきたいものです。



Posted by 上里ただし at 23:42│Comments(0)
 
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