
2010年04月20日
勝連沖案の背景
「皆さんはこのような図面を見たことがありますか」
と本日民主党沖縄県連に要請に来た沖縄県漁業協同組合長会の池田会長からおたずねされました。
「見たことはないですね。県連の頭越しでやっていますから…」
と私は答えました。
今日の要請は、その勝連沖への普天間基地移設は認められないので、撤回するようにとのことでした。
いわゆる勝連沖案というのは私は荒唐無稽だし、あり得ないという立場です。反対するためにも図面を見たらと言われたことがありましたが、図面を見ずとも反対するので断っていました。
しかし、その図面は一体誰が作成し、誰の案なのか分かりません。
それをつきとめようが何をしようがこの案には反対です。
しかし、この案が他の移設案と違っているのは、自衛隊の配備が計画されていることです。
移設案に集中してしまいがちで、メディアがほとんど取り上げていません。
県民も巨大基地への嫌悪感や反対の意思を表明していますが、自衛隊そのものへの反応は見せておりません。
今回の勝連沖案の水面下での提示は、基地建設そのものよりむしろ県民の自衛隊に対する反応を見ているのではないかと勘繰りたくなります。
もちろん私自身も自衛隊が配備されようともこの案に反対する意思は変わりません。
この地域における防衛に関する国の姿勢はあくまでも軍事の拠点化であります。
大国の狭間に漂う小国の悲哀もありますが、軍事から平和構築の拠点へと沖縄を変えていかない限り、軍事の脅威と巨大基地の負担から逃れられないのでしょう。
と本日民主党沖縄県連に要請に来た沖縄県漁業協同組合長会の池田会長からおたずねされました。
「見たことはないですね。県連の頭越しでやっていますから…」
と私は答えました。
今日の要請は、その勝連沖への普天間基地移設は認められないので、撤回するようにとのことでした。
いわゆる勝連沖案というのは私は荒唐無稽だし、あり得ないという立場です。反対するためにも図面を見たらと言われたことがありましたが、図面を見ずとも反対するので断っていました。
しかし、その図面は一体誰が作成し、誰の案なのか分かりません。
それをつきとめようが何をしようがこの案には反対です。
しかし、この案が他の移設案と違っているのは、自衛隊の配備が計画されていることです。
移設案に集中してしまいがちで、メディアがほとんど取り上げていません。
県民も巨大基地への嫌悪感や反対の意思を表明していますが、自衛隊そのものへの反応は見せておりません。
今回の勝連沖案の水面下での提示は、基地建設そのものよりむしろ県民の自衛隊に対する反応を見ているのではないかと勘繰りたくなります。
もちろん私自身も自衛隊が配備されようともこの案に反対する意思は変わりません。
この地域における防衛に関する国の姿勢はあくまでも軍事の拠点化であります。
大国の狭間に漂う小国の悲哀もありますが、軍事から平和構築の拠点へと沖縄を変えていかない限り、軍事の脅威と巨大基地の負担から逃れられないのでしょう。
Posted by 上里ただし at 23:12│Comments(0)