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2010年04月19日

徳之島島民の思い

海外視察でしばらく沖縄を留守にしておりました。
今日、あるウェブニュースを見ていると、
「民主党県連、移設白紙撤回へ」
という記事を目にしました。

私が不在中に沖縄県連は再び決議をまとめたのかと一瞬思ってしまいました。
記事を見ると県連とは、鹿児島県連のことで、白紙撤回は徳之島案だということが分かりました。鹿児島県連が緊急に決議をまとめたのは、今日徳之島で住民による決起集会が行われたからでしょう。
その決起集会の参加者は1万5000人、島の人口約2万7000人ですから、もの凄い数ですね。これだけの大勢の方が集まったということは、徳之島島民の思いが伝わってきます。

徳之島も含めて、
「沖縄が受け入れられないのに、県外は受け入れられるのか」
と言っていたのは喜納代表でしたが、その言葉通りになってきました。

鳩山総理はどのような腹案をお持ちなのか分かりませんが、住民同意を欠いたままの移設には無理があるように思えます。

鳩山総理が普天間基地移設に決着をつけるには、移設先の同意が不可欠です。5月末に向けて、その腹案をそろそろオープンにして、同意をとりつける作業に取り組まなければならないでしょう。

ただ、沖縄県内が駄目なら県外で、というのはその可能性は小さくなってきています。
しかし、それでも県外移設はあきらめる必要はありません。そこから一地域でも受け入れ可能であれば、そこに移設すべきでしょうし、もし全国各地で受け入れ困難となれば、それは日米安全保障条約は等しく日本国民で履行できないという事実が露呈することになります。そうなれば強引に決着させるのか、長時間かけて同意をとりつけるのかということになるでしょう。

どのケースでも、5月決着は厳しそうです。しかし、だからといって決着を諦めずに、本当に国民が納得できるよう取り組んでいただきたいものです。



Posted by 上里ただし at 13:42│Comments(0)
 
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