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2010年03月22日

日本一のターミナル

八重山に行けば多くの「日本一」に出会うでしょう。

昨日行われた竹富島のコンドイ浜で行われた海開きも「日本一早い」と売り込んでいますし、その他にも平均気温が日本一高いなど、多くの日本一を見聞きすることで、改めてこの地域が人が自由に行き来できる日本で最も南の島々なんだということを感じさせられます。

その島々に行く船は石垣港離島ターミナルから発着しております。連休中ということもあったのか、八重山の島々へ渡る大勢の観光客でターミナルはにぎわっていました。本土の港のターミナルを全て訪問したわけではありませんが、おそらく日本で一番にぎわっている港ではないかと思うのでした。

昨年、愛媛県松山港や広島県広島港などを見ましたが、きれいに整備をされている割には閑散とした雰囲気が漂っていました。この二つの港は割りと新しく開放的でしたので、那覇港那覇港埠頭ターミナルよりも明るいイメージがありました。

しかしその二つの港よりも石垣港離島ターミナルは賑わっていて、八重山観光の拠点となっていることが伝わってきました。

ただ、問題点はあります。それは船会社がそれぞれ時刻表を出しており、各会社の時刻表とにらめっこし、見比べしながら島へ渡る時間を調整したりするので、正直船に乗りづらいです。飛行機でも同じことが言えるのですが、それでも飛行機の場合は2社しかないのに対して、八重山の島々に人を乗せる船会社は5社もあります。その5社を見比べるのは大変です。

ですから港湾管理者は各島ごとに発着時間を書いた時刻表を作成すべきでしょう。もちろん出発する船がどこの船なのかということも明記してもいいでしょう。

もう一つ要望させていただくと、往復切符は各社共通にしていただきたいものです。

島を訪れたら確実に石垣島に帰るわけですから、往復運賃を買うのが普通です。ただ、島での滞在が終わり予定より早めの船に乗ろうとしても、それが別会社の船であれば乗れません。
そういう場合を想定して片道切符で渡島しなければならないのですが、これも別会社であっても往復運賃であれば乗り換えできるようにして欲しいものです。

飛行機であればそれができるのに、船会社ではそれができないのか不思議です。会社とすれば往復で切符を買ってもらい、できるだけ行きで乗せたお客さんを囲い込みたいという思惑があるかもしれませんが、時間を有効に使えるようにするためにも船会社の弾力姿勢に期待したいものです。

あとは石垣島中心の路線なので、もう少し各島々の間で行き来できるような航路を開設して欲しいです。

その調査費が新年度予算で計上されていますが、そのことによって島の魅力を引き立てられないか期待していきたいです。



Posted by 上里ただし at 10:12│Comments(0)
 
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