
2010年03月21日
波照間へ行きたい

今回、その島への視察も入れておりました。
昨晩、石垣島で地元住民と懇談している際に、波照間島へ行くことをお話したところ、
「波照間ってなかなか行けないんだよね」
と仰っていたのを実感も湧かずに聞いておりました。
船は欠航しやすいので、予定通りに島へ渡ることは難しいとのことでした。しかし、昨晩は穏やかな天候でしたので、欠航することはないだろうと楽観していました。
ところが、今回は天気もいいので大丈夫だろうと西表島から帰ってくると、満席で船に乗れません。
「え、・・・・」
と目が点になりました。
聞くと、第2便が欠航したためその分のお客さんが第3便に集中してしまったとのこと。満席となった船会社を諦めて別の会社の船に乗ろうとしましたが、島民を優先させたいとのことでキャンセル待ちとなりました。
ただ、空きがでそうな雰囲気もありましたが、ここで無理をして明日島から帰ってこれなくなると、大変だと思い、渡島を断念してしまいました。
視察の受け入れを快諾していただいた波照間糖業の所長さんには大変申し訳ないと謝り次回必ず訪問することをお約束いたしました。
西表島と波照間島の間の海は、風の影響ですぐに波が高くなるようです。そうなると船を走らせることができなくなるようです。石垣島から波照間行きも欠航しやすいとのことですが、それ以上に一旦島に到着したものの、石垣島に帰れないということもあるようです。最近でも2日続けて島に滞在することになったという話も聞きました。
それにしてもこれだけ不安定な状態であれば、船だけでなく航空路線も必要だろうと思いました。
かつては琉球エアーコミューター(RAC)が飛んでいましたが休止となり、今では島民の足は船だけになっております。
飛行機が止まったのは採算性の問題やその会社に出資をする県の負担などでしょうが、再開させることを検討すべきでしょう。
そうした取り組みを展開していく上でも、是非とも地元の声を聞いてみたいものです。そのためにも波照間島に行きたいです。
(写真:安永観光の受付に掲示していた乗船予定の船便)
Posted by 上里ただし at 22:31│Comments(0)