上里ただしのビシッとやります、動きます。日々の活動と思いをつづります。
てぃーだブログ › ビシッと県政改革! › 誰のための陳情なのか

2010年01月22日

誰のための陳情なのか

北部に続いて南部でも陳情説明会を開催しました。
主に、糸満市、豊見城市、南城市、与那原町、南風原町そして八重瀬町と6市町の職員と議会事務局職員及び議員の皆さんに参加をしていただきました。
急な呼びかけではありましたが、多数の皆さんにご参加をいただきました。
フロアーの質疑も出ておりましたが、印象的だったのは、
「新しい陳情要請の対応は複雑になって、これまで以上に時間がかかってしまうのではないか」「陳情が県連から党幹事長室へと回る間に、陳情趣旨が変わることはあるのか」
などと、素朴な質問が出されました。
また、「自民党についていた業界団体が閉め出されはしないか」「県連の組織強化のためと言われているが、陳情者はそこまで考えていない」
というような質疑もでました。
私達は丁寧に陳情に対応しているつもりですが、陳情する側に立ってみると、見えづらい部分があるということが分かっただけでも私たちの成果として大きいものがあります。
そのことは率直に反省いたします。しかし、以前より「経過が見えづらい」「時間がかかる」という指摘をされても、陳情の趣旨が確実に政務三役にまで届くというのは、前政権よりも陳情する方にとってはいい効果になっているでしょう。もちろん地方の声が届くだけでなく、解決に近づけなくてはならないでしょう。
しかし、私たちが目指すのは、陳情するよりも自治体や団体が自らの予算と権限で問題を解決する社会であって、その意味で、現在行っている陳情への対応も過渡期なのです。
なかなか説明するにも難しいですが、県連としてもまた説明する機会を作っていきたいです。



Posted by 上里ただし at 23:20│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。