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2010年01月07日

図書館海援隊

「先を越されたか!」

とウェブニュースの記事に、悔しさがこみ上げてきました。
その記事のタイトルは、
「生活支援で図書館が連携=労働相談会など実施−文科省」
時事通信からのものでした。
私も何度か県議会で図書館運営の在り方で提案している事例で、
すでに意欲的な図書館は社会の要求を察知して、取り組まれているようです。

記事を見て、文部科学省のホームページを見ると、

従来より一部の公立図書館では、来館者に対する情報提供・相談業務を発展させ、地域が抱える様々な課題に対する解決支援サービスを実施している。

そこでこのたび、上記サービスに関する知見の豊富な有志の図書館が「図書館海援隊」を結成し、ハローワーク等関係部局と連携しながら、貧困・困窮者に役立つ支援をより本格的・継続的に開始するものである。



その支援活動の例には、



・労働・生活に関するトラブル解決に役立つ図書等の紹介・提供や相談会の開催

・心の問題に関する図書等の照会・提供や相談会、講演会等の開催

・自己啓発、技術・資格・就職に関する図書等の照会や提供

・行政の支援制度に関する資料等の提供、説明会・セミナーの開催



平成22年1月5日現在、これらの活動に取り組んでいるのは7館で、

北海道立図書館、秋田県立図書館、東京都立中央図書館、神奈川県立図書館、大阪市立中央図書館、鳥取県立図書館、福岡県小郡市立図書館、

(文部科学省ホームページより引用)



すぐに担当課の生涯学習振興課の課長に連絡して、すぐに実施館の情報収集することと、県立図書館や県内の公共図書館でもこうした事例を参考にしながら労働相談も含めて生活相談ができないか提案をしました。

失業などで生活に困窮している方に支援が必要であり、その支援に図書館を活用して欲しいものです。失業者の皆さんにはピンチかもしれませんが、図書館にとってはその存在意義を社会に訴える好機として捉えて積極的な展開を期待したいものです。



Posted by 上里ただし at 23:18│Comments(0)
 
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