ビシッと県政改革！

結局、普天間基地移設に関する決議は年内には無理だということになりました。
今回の決議はこれまでの決議と違って、沖縄の立場を「素直に」表明することのできる絶好の機会でしたが、それがかなわず残念です。野党の会派が一致して決議に消極的な会派に呼びかけても、彼らの意思は変わらないし、無駄な行為だと決めつけられたようです。私たち民主党が投じた一石は県議会内には広がりませんでした。党利党略を越えて意義を投げたつもりですが、どうもその意思が伝わりませんでした。
「民主党の県議会議員は国会議員とともに政府に要請すべきではないか」
そんな意見を述べる方もいたようです。
私たちはこれまで何度となく要請していますし、国会議員を中心に鳩山総理にお会いして直接思いを伝えています。さらに必要なら何度も要請するつもりです。ただ、国会議員には国会内での役割がありますから、それを期待するとして、私たち県議会議員は県議会での役割があるのです。さらに「地域主権」という観点からも、沖縄県のことは沖縄県議会で決めていくということが必要であると考えています。
そういう意味から、今回の決議は、沖縄のことは沖縄が決める、沖縄のことは沖縄県議会が決めていくという姿勢を県民にも政府にも伝えることができる絶好の機会だと思っていたのです。
大変残念ですが沖縄の課題はまだまだ解決しておりません。その意味で県議会の役割を最大限に発揮できるように議員の一人として頑張っていきたいと思います。