
2009年11月14日
地方の力、議会の力

実際、住民サービスが高まった地域もありますので、こうした首長の存在が地域では求められているのではないでしょうか。一方、地方議会と言えば、「何をやっているのかわからない」「賛成、反対だけのパフォーマンス」と揶揄されて久しく、議会の力を発揮するまでには至らなかったのです。
昨日、参加した都道府県議会議員研究交流大会では、他から批判されている都道府県議会の現状を破ろうと、各地域での取り組みが紹介されておりました。
議員提出条例、議会から知事への提案制度なども紹介されていましたが、我が沖縄県議会ではその気運はまだまだ高まってはおりません。
議会内での議員同士の活発な議論、討論などをもっと強化しなくてはと考えさせられました。
昨年選ばれた私を含む県議会議員には新しい風を県議会に送り込むという役割もあるのです。
県議会内では、本会議場での一問一答形式、費用弁償の実費支給そして飲酒運転根絶条例と前回の議会では見られないほどの活性化は進んでいるものの、全国の先進的な事例から比べるとまだまだでしょう。
リーダーシップを発揮する首長に、活発な議会はきっと市民生活にとっていい影響を与えることができるでしょう。住民の意見をしっかりと反映させるような議会にしていくためには、一人の議員だけの力ではなく全体での取り組みが必要です。
こうした仕掛け作りにもこれから臨んでまいります。
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上里直司 うえざと ただし
沖縄県議会議員
メールアドレス tadashi@uezato.com
ホームページ http://www.uezato.com
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Posted by 上里ただし at 21:39│Comments(0)