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2009年09月05日

薩摩侵攻400 年

1609年、薩摩藩は琉球を侵略しました。
この事実をどれだけの国民が知っているでしょうか。ほとんど知らないと思います。この侵略によって、沖縄は日本との関係がさらに深まると同時に、薩摩藩による実質的な支配に苦しむことになりました。その影響としては、かつては琉球王国の一部であった、奄美大島を含む琉球列島の一部は薩摩藩の直轄地にされたのです。
今年でちょうど400年。私は昨年9月議会で、この節目の年に今後の沖縄と奄美、そして鹿児島との関係をどうすべきかを論じるためにも、記念式典をすべきと提案いたしました。
そのときには、いいお返事はありませんでした。
奄美を再び沖縄に併合しようという領土的な野心ではなく、本当に琉球弧といわゆる各島々が連携を取り、地域住民の生活のためになるようにしたいのです。
昨日の新聞報道を見ると、ようやく式典を実行する日取りが決まったようです。節目の年に、政権交代が実現しました。この政権交代は国民の生活にとっても必要でありましたが、沖縄と奄美の関係、ひいては両島の住民同士の交流などの課題について、大きな突破口が開けるものだと信じております。
薩摩侵攻400年を悲劇的にとらえるのではなく、未来の可能性に向けた取組みが必要となってくるでしょう。



Posted by 上里ただし at 22:55│Comments(0)
 
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