上里ただしのビシッとやります、動きます。日々の活動と思いをつづります。
てぃーだブログ › ビシッと県政改革! › 地域活性化の鍵

2009年06月15日

地域活性化の鍵

祖父の出身地ということでもなければ本部町字具志堅の関わりはほとんどなかったでしょう。このブログでも何度か沖縄本島北部の本部半島先端にある字具志堅の集落についてお伝えしてきました。観光客で賑わう海洋博公園の近くでありながらこれといった観光施設があるわけでもなく、観光客も素通りするかのような地域です。本部町に隣接した今帰仁村と接しており、文化的にも同じようなたたずまいがあります。
この本部半島の本部町と今帰仁村の両村の活性化を図る目的となっている田園空間整備事業が展開されており、そのコア施設が字具志堅に建設され完成間近となっています。この事業は基本的に地域活性化が目的で、農村と都市との交流も期待されそうです。
コア施設には物品販売や交流のための施設があり、周辺には体験農業ができるような環境となっています。昨日は、この施設が果す役割や今後の課題について、ご当地にお伺いし、お話を聞いてきました。
この事業が着手されてからの経過、完成後の課題など聞いてきましたが、地元と本部町との連携を密にしていくことが不可欠だと感じました。
地域おこしは地域住民の手によって行うものですのでが、字具志堅の住民だけでなく本部町その地域おこしを支える覚悟が必要でしょう。
人口が減りつつあり若者が離れていく北部の中山間地域の未来は前途多難に見えそうですが、私からするとその海岸や家並みなどの地域資源が宝物に見えて、この良さを再確認していけば未来は切り開けるよう思えるのです。
その鍵は地域住民同士の絆とそれを見守り、支える本部町です。この事業が地域活性化につながったと思えるよう、私もできる限りのことをしていきたいものです。



Posted by 上里ただし at 21:32│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。