
2009年04月13日
爆音から子どもを守れるか

小さな公園に小さな子どもたちが5人ほど遊んでいました。
私の子どもも楽しそうに遊んでいました。
そこに爆音を轟かせた米軍機。子どもたちは両耳を抑えて自分の身を守るかのように前屈みになっていました。私の息子は駆けよってきて、私をぎゅっと抱きしめていました。私もぎゅっと抱きしめたのです。息子の怯えきった表情に爆音を轟かせた米軍機とそれを許している日米両政府に言い様のない怒りを感じてしまいました。
子どもの成長にとって悪影響を及ぼしかねない爆音は、もちろん大人にとっても不快感以上に心身ともにダメージを与えるものであります。
つい先日、横田基地からの爆音被害に因む訴訟において、この飛行を差し止めることが法律的には不可能である判決が最高裁において下されました。
我が国の法のもとでは爆音から子どもたちを守れないのだろうかと残念でならないのであります。
子どもたちの健やかな成長を支えるのは大人の責任だし、国家の責任ではないでしょうか。
政治家として何とかしなければならないと自分にいいきかせ、日米両政府の厚い壁をぶち破りたいという思いに駆られています。
Posted by 上里ただし at 23:12│Comments(0)