
2009年01月17日
偉大なるイカ墨汁

滋養強壮、栄養価の高い料理で、食堂でも800円から1000円の料金と他のメニューと比べると少し高めの価格設定となっています。
なかなかお目にかかる機会が多くはなく、好物ながら食べる機会が少ないのです。
そのイカ墨汁を振る舞うということで、辺野古新基地建設に反対する座り込みを行うテント村のハチユクシー(仕事初め)に行きました。
イカ墨汁は座り込みをする方が海でとってきて調理したもので、大きな鍋にぐつぐつと煮炊きされていました。とても美味しく、私は人目をはばからず二杯もいただきました。
材料は近海でとれたもの。イカは近海でよくとれるそうで、動物性のタンパク源が取れなかった時代にもイカが漁村の民の生活を支えていたとのことです。
豊かな海からの恵みと生活が密着した関係がイカ墨汁を通してわかるような気がします。
その関係はこれからも変わらないように思えてなりません。辺野古沖に基地を作らせない、イデオロギーでもなければ政党の運動でもありません。
豊かな海とその恵み、それに支えられた営みを沖縄で育みたいと心に誓った一時でした。
Posted by 上里ただし at 23:14│Comments(0)