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2008年11月27日

堺市のLRT構想

「まだ骨子案の段階だから視察する意義があるのかどうか」
と堺市議の西哲史さんにご助言をいただきましたが、骨子案といえども富山市に次いでLRTが街の中を走るのが堺市でしょう。

平成22年度末までに開業予定と説明を受けましたが、実際は少し遅れる見込みです。市役所のある堺東駅から堺駅いずれも私鉄南海電鉄の路線です。大小路(おおしょうじ)と言われる堺市の中心地でありいわばシンボル道路にこのLRTは走る予定です。走行距離は1.7キロ、富山市の1.1キロ(全長は7.6キロ)とわずかなように思えますが、富山市の場合は国内で新規路面電車を走らすのは58年ぶりとのことです。路面電車は軌道法という法律があり、それは大正時代に作られたとのことですから古い歴史を持ちます。

いずれにしてもこれだけわずかな距離を路面で走らすことにかなりの労力が必要であることが分かりました。確かに富山市でも堺市でもある程度のインフラが整っている中で事業を推進することで、時間がかかってはいませんが、それでも大きな事業であることは間違いありません。

その労力のことを考えると途方にくれてしまいますが、しかしLRTを含む鉄軌道の事業は社会を大きく変えるインパクトを持ち、きっと県民に役に立つでしょう。今回の視察で鉄軌道に関する法律、団体などが多くあることからこうした団体との交流を通じて一歩ずつ前進させたいと思います。



Posted by 上里ただし at 23:06│Comments(0)
 
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