
2008年10月16日
新庁舎建設はどうなるの?

一度議会で取り上げましたが、職員の仕事場でコンクリート片も落ちています。鉄筋がむき出しになっている箇所もあり、建てかえや修復いずれも早めに結論を出すようにと市長にも迫りました。
そこで市議会内に設置された新庁舎建設特別委員会にも参加しました。昨年の5月に、那覇市議会の新庁舎建設特別委員会の視察で関西、東海地方の庁舎を見て周りました。
視察先の庁舎を見て周るうちにあまりにも豪華すぎる建物が市民の生活実感とかけ離れているような印象を受けました。
とりわけ超高層の庁舎にそれも最上階に議事堂があると、見晴らしはいいのですが、市民を見下ろすような感覚になりはしないかと心配してしまいます。
今日お伺いした神戸市議会も議会開設100周年にあたる年に作られたようですが、ここも建物の最上階部分に議会があります。
私は庁舎建設の折には、市民の声が反映されるべきだと訴えましたが、今の市政はそうなっているでしょうか?
そうはなっていません。
市民を遠ざけるかのように庁舎建設の話題は市政の課題にはなりえていません。本当に今作らなければならないのかという意見も含めてこうした大型公共事業には市民の参加が必要ではないでしょうか。
市長選挙までちょうど1ヶ月。大事なことを市民と決める、そんな那覇市長の誕生に力を注ぎたいです。
Posted by 上里ただし at 17:03│Comments(0)