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2008年07月21日

お花をどうぞ






昨日、息子と散歩をしていると道端にきれいな花が咲いていました。



息子が立ち止まってその花を見ていたのですが、



「お花をあげたいなー」



とお母さん思いの息子ならきっと考え込んでいるに違いないと勝手に思い込んで、近所のお花屋さんに駆け込みました。でも花束を買えるほどのお金は手許にはありません。息子を抱っこして花の側を通りすぎるときに一番興味を引いた「サンデルシー」という花を一本買うことにしました。



家に戻る道中、息子はたったの一本の花をしっかりとつかんで離しません。お家に戻ると、小さな手で「どうぞ」と言って妻に手渡していました。



これまでお花を買うことなんてあり得なかったし、ましてや観葉植物を買うことなんて考えたこともありませんでしたが、結婚して4年、ようやく妻の趣向にも理解ができるようになりました。



近所に「6月の庭」という非常にセンスにいいお花屋さんがあるおかげで随分私は助かっています。住宅街の中にあるお花屋さんですが、街での生活に潤いをもたらしてくれるような存在です。全国いろんな街に出かけていきますが、どんなにさびれた商店街でも写真屋さんと酒屋さんとお花屋さんだけは生き残り続けております。



写真屋と酒屋が生き抜く理由はイメージしやすいのですが、お花屋さんが生き残るのは自分のお金で花を買うようになるまでは分かりませんでした。



息子の力を借りながらも妻に花を贈っていますが、息子には照れずにお花を渡せる人間になってほしいものです。




Posted by 上里ただし at 23:16│Comments(0)
 
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