城間びんがた三代継承展

上里ただし

2015年12月01日 21:48

戦後、荒れ果てた郷土で、紅型の復興に力を注いだ城間栄喜氏。戦後、何もない時代に、米軍が使用した物を道具に替えて、制作活動に取り組んだようです。こうした皆さんによって王朝時代から脈々と続く文化が廃れず継承されたことに、頭が下がります。
本日から6日まで、沖縄県立博物館で開かれる、紅型の三大宗家の一つである城間家の栄喜氏、栄順氏、栄市氏の「城間びんがた三代継承展」はそれぞれの「うむい(思い)」が伝わる展示会。紅型の魅力、作家のうむい、ぜひ味わっていただきたいものです。