野球人材育成の現場

上里ただし

2015年11月21日 15:17

離島フェア臨時駐車場から会場まで発着する臨時停留所を降りて、会場へ向かおうとすると友人から声がかかりました。沖縄セルラースタジアムで行われている育成会ドリームカップの受付をしているとのこと。
育成会ドリームカップは、沖縄を発信地として、アスリートとともに、スポーツを通じての青少年育成、地域貢献、社会福祉活動を推進している一般社団法人スポッツ・プロジェクトが開催するイベントです。
友人によると、中学の野球部で活躍した生徒たちは高校入学まで空白の期間が出てくるのですが、この時期に体を鈍らせないようにすることや、高校から使用する硬式ボールに馴れるという意味もこめて、こうした大会を開催しているようです。この大会は、
野球部などの活動を引退した中学3年生の中学野球の集大成の場、そして高校野球に向けてのスタートをきる機会の創出を目的に開催しており、今大会には沖縄県内約40チームから選ばれた3チーム、そして初の試み、県内の育成会チームから選抜した沖縄選抜チーム、前回大会に引続き、県外から、青森チーム、台湾チームが参加し、優勝を争います。沖縄県内のみならず、全国・世界の中学生が目指す大会へと成長を 続けており、今大会も「子どもたちが夢と希望を持ち、自ら考え、行動を続ける」姿勢を更に後押しできる大会(育成会ドリームカップ2015ホームページより)
こうした大会と関係者のみなさんのおかげで、野球人材人材の育成に随分と貢献するだろうと期待しておりますし、小中高の一貫したプロ野球選手(この場合、NPBだけでなくMLBも)へと導く人材育成のプロセスがあってもいいですね。