祈り、祭り、地域
私の祖父の出身、本部町字具志堅について、何度かお話をしましたが、今日はその具志堅で、シニグ祭りが行われるということで行ってきました。
シニグとは、豊作を神に感謝し、今後の豊作も祈願する祭りですが、女性たちが祝詞を口にしながら舞いを奉納しますが、厳かで清らかな雰囲気が漂っていました。
具志堅のシニグも1度は途絶えたものを復活させましたが、地域で継がれている祭りは、決して派手さはありませんが、祭りの原点のようなものが見えて却って新鮮で、観光資源ともなりうるでしょう。
また、今回のシニグには地元で長年住んでいる方も移住して間もない女性が参加するなど、住民同士をつなぐ点からも役に立っています。
観光や地域振興の鍵を握る祭りは沖縄の可能性そのものなのかもしれません。
各集落や各自治体で大事にしている祭りが沖縄全体でどれだけあるのか、既になくなってしまった祭りがどれだけあるのだろうか、興味があります。
リストらしいものはあるかもしれませんが、いかに活かしていくかという姿勢が沖縄にもっとあっていいでしょう。