鉄道走らせよう
平成22年度は新しい政権となって初めての予算となります。
その予算案に鉄軌道を含む公共交通システムの可能性調査費用が盛り込まれています。
知事もその施政方針演説に同様の文言を盛り込んで検討することを表明しています。
付け加えると20年後の沖縄の将来を描いた沖縄21世紀ビジョンでも、「軌道系を含む新たな公共交通システムの導入を図る」
とあります。
調査をしたり、検討することは大いに結構です。ただ、正直申し上げて県の立場は分かりにくいです。
鉄道建設をやりたいのか、やる決意をもっているのか、慎重な言い回しにはそれが見えてきません。
私は今こそ知事の決意が必要でしょうし、その姿勢が問われているのだと考え、知事との質疑によってその本気度を確かめようと思い、最終日に知事に対して質疑をしたいと申し出ました。
今、ないものをあるものへと変えていくのは困難はあります。ない地点からあるべき姿をどんなに積み上げても実現できないでしょう。
これを実現するのは県民意思であり、それを受けた政治家の決断でしょう。
是非、知事には政治家としての決断を下していただきたいものです。