一件落着

上里ただし

2010年03月02日 23:55

昨年、補正予算採決時に開会から終了までかかった時間はわずか5分。
それが今年は開会から3時間以上もかかり、終了は午後23時10分過ぎでした。
先ほど副知事が出席し、知事名で謝罪コメントを読み上げたことで一件落着しました。

何故空転したかと言うと、補助金の不正流用の返還金を巡って、議会に対して経緯と再発防止策についての充分な説明がないということと、県民へ多大な影響を及ぼしたことに対する知事からの謝罪を求めていたからです。
それに対して知事サイドは、記者会見を二度開いて県民への謝罪を行っているので説明や謝罪をする必要がないとのことでした。

議論は平行線でしたが、結局安里副知事の出席で事態が収拾できました。

今回の補正予算は、取り立てて争点になりそうな案件はなかったのですが、一転してしまったのは知事の議会への対応に原因があったかと思います。

問題がここまで大きくならないためにも、議会への誠意ある対応が欲しかったです。

ただ、この問題は本予算での審議でも取り上げられるでしょう。

それ以上に知事への厳しい質疑が交わされる発端となったでしょう。

私はこの予算特別委員会の副委員長となりましたが、与野党の調整に時間をかけすぎるなど、委員長を支えるデビュー戦は芳しくはありませんでした。

挽回できるように円滑なる委員会運営に努めて参ります。