静かな全会一致
「ご異議ございませんか」
「異議なし」
「よって、本案は可決いたしました」
この瞬間、懸案となっていた米軍普天間飛行場の県内移設に反対し、国外・県外移設を求める意見書が可決いたしました。
議会が分断されずに県民意思を政府に伝える態勢にようやく持ち込みました。
議会での意見書可決の瞬間には、大勢のマスコミが駆けつけていましたが、見守る県民が少なかったのが、前回の意見書可決の際との大きな違いでしょう。
ですから、前回の可決時には鳴り響いて止まなかった傍聴席からの拍手はの瞬間には拍手は、今回はありませんでした。
その意味では議会は県民世論を反映していて、高揚感のない静かな全会一致と感じました。
県議会が県民から大きな拍手を受けるのは、「国外・県外」を本当に実現したときでしょう。
その時まで、まだ時間がかかるかもしれませんが、根気強く取り組んでまいります。