最西端から最先端へ
民主党のマニフェストが発表されました。各方面からマニフェストの記述についての感想を求められているのですが、「民主党政策集インデックス2009」に盛り込まれた内容からすると予想されたもので、目新しいものはありませんでした。このことについては一昨日ブログに投稿したので、そのブログをご覧いただきたいと思います。
ただ、地位協定改定と普天間基地移設について記述されていなきことについての地元紙の取り上げ方は大きかったことから、このマニフェストへの対応が求められていると感じています。
さて、昨日与那国町に来たのですが、日本最西端のこの町は自衛隊誘致かどうかで大揺れに揺れている状況です。本日、告示された与那国町長選挙の最大の争点はこの問題です。
国境の町の大きなテーマでありますが、本来注目したいのは、この町が訴えてきた国境特区という、いわば沖縄県が目指す一国二制度的な交流促進策の行方ということです。
お隣の台湾との交流を盛んにするためにも国の法律に縛られずにその地理的特性を充分に活かして、町民の生活を支えることがその目的でありますが、これが実現されれば日本で最先端の自治のモデルとして注目されるでしょう。
私たち民主党沖縄県連も一国二制度的なものを求めていますが、その先駆けとなる制度となるでしょう。現状では町の要求は政府にことごとく蹴られておりますが、政権交代が実現されれば町の目指す方向を実現できるように、私たち民主党もバックアップしていきたいものです。