ライバル空港
昨日に引き続き鹿児島の話題です。
鹿児島空港は国際空港でもあります。韓国、中国、香港などへの路線があります。台湾への路線を除くと那覇空港と同規模の路線が運行されております。
鹿児島を含む九州は、円高が進む前には、韓国や中国などの東アジアから比較的近距離で旅行費用も安いといった理由と温泉やゴルフといった観光資源によって多くの外国人観光客を集めていました。
これまた那覇空港同様、国内線ターミナルの隣にある国際線へ向かうと建物の自動ドアが開きません。空港内に行くと照明が落とされております。
何かあったんだろうかと思って正面を見ましたら、出発時刻の3時間前にしか開館しないことが分かりました。さらに閉館は出発時刻の1時間後とのことで、到着便の際にも開館、閉館の取り決めごとがされています。
空港運営のコストを低減させる方法だとだと理解しましたが、沖縄では定時で開館しているので違和感を感じました。かに隣の国内線にはレストランや売店があるので、国際線が閉館している間にでも食事や買物ができるということで不満はないのかもしれません。
しかし、それなら豪華な建物は国際線には不要ではないかと感じます。
確かに入国審査、税関にはそれなりの施設が必要であることは認めます。しかし、だからといって豪華な施設でなくともいいのかもしれません。これから需要が増えるのを予測して作ってしまったのかもしれませんが、それならば外国人旅行者を誘客しなければならないのではないかと他県人ながら指摘をしたくなりました。
翻って沖縄県はどうでしょうか。那覇空港の国際空港ターミナルも建替えが、近いうちに建設も始まります。沖縄は国際リゾート地を目指していて、多くの外国人観光客を受け入れることになるでしょう。豪華でコストだけがかかるような建物になってはいけないのだとつくづく感じさせられました。空港の魅力は空港ターミナルの魅力と直結しますので、旅行者にとって魅力のあるターミナル建設を目指して欲しいと感じました。
次の議会でもこうした問題についても指摘や提案をしていきたいと思っています。