やる気をそぐ経費節減
明日から11月。沖縄でも衣替えの季節となりました。夜になると涼しくなりますが、それでも半袖のかりゆしウェアでまだすごぜます。北海道では初雪が降ったというのに沖縄ではまだ半袖。そのギャップに驚かれる方も多いし、そのギャップがビジネスチャンスを産み出すのであります。
さて、最近議会に行くとクーラーが停まっています。10月のある日を境にして、クーラーを停めたとのこと。県議会だけでなく、県庁でも同じように停まっているようですが、暑くて汗がじわりと出てきて仕事になりません。
季節が変わってクーラーを点ける必要がなくなったからという理由は、最高気温がいまだに25度を越える沖縄では通用しません。おそらく経費節減なのでしょう。しかし、節減効果と仕事の効率低減による損失はどちらが大きいかは考えていないと思います。
クーラー万能主義者ではありませんが、パソコンやコピー機などの機器類を狭い部屋に設置し、風が通らない場所での作業は苦痛にしかすぎません。
以前勤めていた民間会社が経費節減を理由に午後6時からクーラーを切っていましたが、職員の意識が高まるどころか落ちていくのを身を持って感じました。
経費節減を否定するつもりはありませんが、民間にせよ県庁にせよ厳しい経営環境の下、従業員は頑張っています。
経営者や県知事は、頑張っている人をもっと頑張っていただけるような経営を考えていただきたいものです。